Music is emotion.


音楽ってなに?
……アップデートしますか?
「 もちろん。 」


テクノロジーは日々成長と進化を遂げていて、それがプラスになることもなれば、マイナスにもなる。便利になった反面、そんな時代がこれから先もっともっと進んでいくと、コンピューターでなんでも手に入るようになって、CDというものが売れなくなってしまうのではないか、音楽というものがなくなってしまうのではないか。

その、なくなってしまった " 音楽 " というものを疑似体験する。そんなコンセプトのなかで行われた、今回のJIN AKANISHI LIVE TOUR 2015 〜Me〜 に行ってきました。自分の目で見た会場での記憶が薄れてしまう前に、どうしても文字にして残しておきたいって思った。そう思えるくらいに素晴らしい時間がそこには存在していました。

オープニング、スクリーンに映し出される寝起きらしき赤西くんの目元。これが本当にめちゃくちゃ超近未来っぽい。アンドロイド的な。そんな " 音楽 " を知らない赤西くんが " 音楽 " というものを知るためにアップデートされて。そして、赤西くんの才能とセンス、見る人を惹きつける彼の作り出す世界のなかに包み込まれていく。

「赤西ってあの態度悪いやつでしょ?」「あー、あのKAT-TUNだった人だよね?」「 赤西って今も活動してるの?(笑) 」世間からはこんな声をよく聞くし、悲しいけれど、赤西くん自身もそれを自覚してるのは確かで。でも、だからこそ、そんなイメージを持っている人には尚更、どうしても彼の作り出す世界観を見て欲しいと願わずにはいられなかった。

最初のほうは上半身だけでパフォーマンスしていたり、拘束されていたり、マスクをしてたり、制限をされた状態で歌って踊ってパフォーマンスしていた赤西くんが、どんどん" 音楽 "というものを知っていく。最初は歌詞が英語の曲が続いていたけど、しばらくして言語設定としてスクリーンに「Japanese」と表示されて。

今度は優しく日本語の曲を歌い上げる。赤西くんが作り出すセットリストには一曲一曲すべてに意味があるようで、前に言っていた「ひとつの映画を見るような感覚で」っていうのがまさにしっくりくる感じだなぁと。

無造作にセットされた髪型を、歌いながらフワッとかき上げて、ぎゅっと目を瞑ってから天井を見上げていた赤西くんが、ほんとにほんとにほんとに鳥肌が立つくらいかっこよかった。忘れられないなぁ。・°°・(>_<)・°°・。

そしてMCタイムに突入〜♡ ついさっきまであんなにかっこいいパフォーマンスをしていた人と同じ人だとは思えないくらい、とにかく愛しさと可愛さで溢れてた。昔から「おれ喋るのが苦手なんだ」と、MCが苦手だった赤西くんだけど、ステージの上で、自分ひとりで一生懸命おしゃべりする姿は相変わらずどこか抜けていて、ぽやぽやしていて、伝えたいことを言葉にするのが下手くそで。昔から変わらない、わたしの大好きな赤西くん。

(・゚ρ゚) おれ、学生生活6年くらいしかしてないんですよ。小1はねー、引越しとかで学校行ってなくてね、(笑)小2から別の学校に行ってて。で、無事に小学校を卒業して!✨ 中学はグレてあんまり行ってなかったんだけど、運良く中2から仕事させて頂けることになって。悪い自分と仕事頑張りたい!っていう自分が格闘してました。高校に関しては3日しか行ってない(笑)

客席 \ぇええぇえええ?!?!?!/

(・゚д゚`) ぇっ、ぁれ?俺むかし雑誌とかで言ったことなかったっけ…?
(・>∀<)ぁっ、そっか!カットされちゃったのかぁー! 
↑ キャハキャハしててめっちゃ可愛い………(悶絶)

ご当地ラーメンの話とか、拡張現実のコンセプトのお話とか、おバカな一面炸裂させながらぽやぽやしながらお喋りしてたんだけど、幼女が「じーん♡!!!!」って何回も一生懸命呼んでたの。そしたら、赤西くんが

(・゚∀゚) はぁーい♡?なぁに?どうしたの?お名前は?って、ちょう激甘お砂糖特盛ボイスでその子の近くまで行ってお話する赤西くんがさぁああ;;;めちゃくちゃパパだった;;; もうパパ西でしかなかった;;;♡

そして、LMTTUの曲の紹介。(・゚∀゚) ジャンルはちょっと違うかもしれないけど、Eternal並みに良い曲ができたと思ってて、と言っていて、恋人だけが対象じゃなくて、家族とか友達とか、それぞれの愛する人に向けての曲。

そのままでもいいから つまずいてもすぐ 手をつかめるように両手はからっぽにしておくよ、いつでも l love you 本当の愛し方 わかったよって歌詞は感慨深すぎて聴くたびに泣きそうになる( ;  ; )会場の壁にはお花がたくさん映し出されててすっごく綺麗だった( ;  ; )

Luckyもセットに座りながら⁽⁽ᕦ(・゚∀゚)ᕤ⁾⁾ う〜らきらきらきっ♪♪♪って歌っててめちゃくちゃ可愛かった〜><♡

DJタイムはめちゃくちゃかっこよかったし、トロッコで登場してくれたり、客席歩いたり。いろんな角度で楽しませてくれた赤西くん。あと、レーザーと照明の使い方が本当に天才だった。本当に、あんなの体験したことないってくらい。会場全体を使って、目が離せなくて、瞬きするのがもったいないくらいの世界観を造り出せる彼のセンスの良さは本当に生まれ持った才能だなぁと。


「僕なんか、運だけですよ。運だけでここまできたよ。」と言っていた赤西くん。


でも、運だけじゃない。前に赤西くんが「回り道を嫌がる奴って、回り道をしたぶんだけ拾うものが多いって知らねぇんだよ。」って言ってた言葉を今でも覚えてる。たとえどんなに回り道をしても、作ることを、歌うことを、自分の貫きたいことを信じて、こうしてステージに立ち続けてくれる赤西くんは今日も最高にかっこいい。

今回はセトリを全く見ないで行ったので、ラストにアイナルホウエを歌ってくれたのもグッときた( ;  ; )♡

やっぱりわたしは赤西くんの作る歌が、歌声が、世界観が、赤西仁という人間が好きだ。" わかってくれる人だけがわかってくれればいい。" 昔からずっとそう言い続けてきた、不器用で誤解されやすい赤西くんだけど、「まっすぐに生きてよう 自分失くさないよう キミのステージでは キミがスター」

歌うことが大好きだっていう表情でそう歌い上げながら、今日もまっすぐに自分らしく生きる赤西くんは、いつだってわたしの道標だ。そしてもちろんこれからも。

f:id:omtfm:20150815235609j:image


「音楽は感情をつくり、感情が音楽をつくる」


                        Music is emotion    →    Me ♡